前回は育児休業制度について紹介しましたが、今回は介護休業制度について紹介します。
介護休業制度とは、要介護状態にある対象家族について、最大93日まで介護休業給付金が受け取れる制度です。対象期間については、月額賃金の約67％が補償され、最大３回まで分割取得することが可能ます。
特に日本は高齢社会ですから、介護による休職者は増加していくと思いますし、介護休業給付金を受給するかで１人の介護で最大100万円ほどの差が出ます。
厚生労働省リーフレット介護休業給付の内容及び支給申請手続きについて (mhlw.go.jp)
育児介護休業法の改正によって、多様で柔軟な働き方が浸透していきそうですね。男性の育児に加えて、高齢者の介護による給付金について知っているかどうかで、雇用への不安解消にもつながってきます。少子高齢社会に立ち向かっていくためにも、労務の知識は大事だと思いますよ。
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