今年になってから、為替相場が大きく変動して、1ドル130円台を記録しています。
2022年1月は1ドル113円だったものが、現在は1ドル130円となり、プラス17円の円安に転じています。「円安」というと以前の日本では歓迎されていました。輸出の多い製造業では、国内製品を安く海外へ販売できるからです。
しかしながら現在日本では、大手製造業を中心に海外工場での生産にシフトしており、円安が経済回復につながるものではなくなりました。
ここで認識しなければいけないのは、円の価値が下落していることです。
さらに物価高・インフレが追い打ちをかけ、物価上昇により円の価値が下がっています。このことから、円だけを預貯金で持っていると、資産価値が目減りするという結果になりますね。
だからその対策として、外貨建ての資産を持ちリスク分散することの必要性が見えてきますね。円だけでなく、ドル、株式、債券、不動産などによりリスク分散を図ることが今後必要になりそうです。
円安の水準は元に戻る可能性もありますが、長期的に見れば円安が進行すると予測されています。なので、日本円の預貯金だけでは資産価値が目減りすることを把握しておかないといけないと思います。
お金の教育も日本で浸透してほしいですね。アメリカ経済の動向は今後も注視したいと思います。もちろん日本経済にも期待したいところですが、少子高齢化社会の進展から、大きな成長性というのは海外投資家からも注目されない傾向にあります。
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