渋沢栄一の著書「論語と算盤」については、中田あっちゃんのyoutube大学でも取り上げられていますが、興味深い教えだと思いました。
➀視観察…人間観察法
「視」「観」「察」と、見るの意味の異なる漢字が3つ使用されています。
「視」…その人が何をしたか、行動を見る
「観」…その人の行動の意図、動機を見る
「察」…その人が何に満足や喜びを得ているかを見る
この視観察の3つの視点から人間観察しなさいという渋沢栄一の教えは、興味深いですね。
②智情意
「智恵」「情愛」「意志」の3つが備わってこそ、全き人(完璧な人)になれる。
渋沢栄一の教えでは、常識と習慣が大事であり、常識とは品格の意味に近いです。
「智恵」「情愛」「意志」の3つが備わり、それを習慣化することが、渋沢栄一の器への到達の道なのかもしれませんね。「論語と算盤」は、読むべき価値の高い本だと思います。渋沢栄一が76歳に書いた本で、道徳と経済をまとめて私が教えようというのが、斬新ですね。
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